戦争について考えるこの時期に、ある一通の手紙について書きたい...
2026/08/11
戦争について考えるこの時期に、ある一通の手紙について書きたいと思います。
1945年、23歳だった穴澤利夫さんは、婚約者の智恵子さんへ手紙を残しました。
そこに書かれていたのは、ただ「幸せになってほしい」という言葉だけではありません。
「勇気をもって過去を忘れ、将来に新活面を見出すこと」
自分がいなくなった後、智恵子さんにどのように生きてほしいのか。
これからの人生をどう歩んでほしいのか。
そんな想いまで、手紙に託していました。
そして最後には、
「智恵子 会いたい、話したい、無性に。」
という、23歳の青年の素直な気持ちも残されています。
この手紙を知って、私は改めて「残す」ということについて考えました。
遺言というと、
「財産を誰に渡すのか」
を決めるものだと思われがちです。
もちろん、それも大切です。
でも、本当に残したいものは、それだけでしょうか。
「ありがとう」
「大切に生きてほしい」
「家族みんなで仲良くしてほしい」
「これからも幸せでいてほしい」
そんな、財産には書ききれない想いもあるのではないでしょうか。
どれだけ科学が進歩しても、
人を想う気持ちは、昔も今も変わらない。
だから私は、遺言に「想い」も残してほしいと思っています。
法律で遺族を守り、
ラブレターで想いを守る。
これが、私が「ラブレター遺言」を作る理由です。
大切な人へ伝えたい言葉を、
「いつか」ではなく、
「今」残しておく。
そんな選択肢があってもいいのではないでしょうか。
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